雲のカタチ

環水平アーク
2010年6月2日

雲ではないのですが、太陽と地平の間に二重の虹がかかっていました。
左の写真が二つ入った様子、真ん中が上側の虹、右が下側の虹です。
どちらも薄い雲のある所だけ、虹が浮かんでました。
以前新井さんが番組の中でお話しされていた環天頂アークとは
違うものなのでしょうか?
二重の虹を見るのは初めてだったので、ちょっと興奮気味です(ノ∀`)




おなまえ:Aruさん
ところ:霧島市国分
と き:5月27日 13:00頃

Aruさん、投稿をありがとうございます。
二重に見えるのは、内暈(うちがさ)と外暈(そとがさ)です。
外暈の下に見える直線上の虹は環天頂(かんてんちょう)アークではなく、
環水平(かんすいへい)アークと言います(言い方がまぎらわしいですよね・・・)。

これらの現象は上空に薄雲がかかると発生します。
薄雲は小さい氷の粒で出来ています。
太陽からの光がその氷で屈折して、
このような不思議な風景が空に描かれますangel

普通の虹は太陽とは逆の方向に見えますが、
内暈、外暈、環水平アークは太陽と同じ方向に見えるという特徴があります。
綺麗な写真だったので番組でご紹介させていただきました。
ありがとうございましたm(_ _)m  新井

最新の記事

雲の写真 投稿 

月別記事一覧